hstbird.tea-nifty.com > コモンシギSept2006

Dsc_0341

Dsc_0341

9月10日と17日、埋立地でコモンシギが観察されました。
日本で観察されるコモンシギは幼鳥ばかりのようですが、この個体も幼鳥でした。
この写真は9月10日のもの。はれ時々くもりの一日でした。


Dsc_0387

Dsc_0387

学名。つまりラテン名は Tryngites subruficollis です。
属名の Tryngites は「クサシギに似た鳥」ということだそうです。
因みにクサシギ属はTringaです。
種名の subruficollis 「頸が赤っぽい色の」という意味です。
分解すると・・・
rufi は「rufus」から来ており、rufusは、赤褐色の意味で、英語の「rufous=赤褐色の」の語源。  Rufous Hummingbirdなど 名にrufousのつく鳥は沢山います。
それに「sub」が付きますから「赤っぽい」ぐらいだと考えていいと思います。
collis については「collum」が「頸/首」のことですので、形容詞型のようです。
因みに、トウネンの学名は Calidris ruficollis.です。「sub」は付きません

ラテン語の辞書で、なんとなくその辺りを見ていくと、またまた発見。
「subrufus」とあって、意味は「ginger-haired」とありました。
つまり「ショウガ色の髪の」ということ
コモンシギにぴったりですね。


Dsc_0404

Dsc_0404

翼の裏側の写真を撮らせてくれました。
初列下雨覆の羽が、少し黒っぽく、大きな薄い斑となって浮き出て見えます。
和名の「小紋」は、背の細かい斑から、と考えるのが自然ですし、疑いの余地はありませんが、
もしかしたら、この大きな薄い斑のこと?、そんな思いがよぎりました。
もしそうならオオモンシギかモンツキシギに改称ですが・・・
いずれにせよ、飛んだときも結構目立つ斑です。


Dsc_0405

Dsc_0405

飛んだとき上面は丁度ムナグロ。
なんの変哲もない・・・と言ったところ
この写真で見ると、脚の先端が大きく尾の先を超えそうに見えますが、
ややこちらを向いて飛び立ったところのためで、
実際は僅かな突出が認められた位です。


Dsc_0409

Dsc_0409

バックに水面が見えますが、
観察中水辺に近づくことはありませんでした。
工事中の乾いた埋め立て造成地と
造成地の隅にある疎らな草むらを往復するばかりで、水際へ行くことはありませんでした。
その間、採餌に余念がないのですが、
裸地の造成地では、土くれの隙間にいるユスリカなど
草地では、クモなど草に付いている小さな虫を捕らえているようでした。


Dsc_0453

Dsc_0453

ほぼ真横から撮ったこの写真で、
飛んだとき、脚の先端の位置が、丁度尾羽の先と同じ辺りであること
がはっきりと分かると思います。


Dsc_0455

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雨覆の羽模様から、この個体が今年生まれの若鳥であることがわかります。


Dsc_0577_1

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Dsc_0585

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Dsc_0604

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Dsc_0086

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ここからは、9月17日の写真です。くもり空でしたので、色合いが少しちがって見えます。


Dsc_0111

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Dsc_0168a

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Dsc_0194

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Dsc_0196

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Dsc_0214

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Dsc_0245

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このアルバム最後の、この一枚。
背から胸にかけての「小紋」と
翼の「紋付模様」とがよく判ります。